ウィーン・オーストリア旅行計画パート1

最後にヨーロッパを旅行したのは2013年9月のドイツでした。日本からフランクフルトに飛び、そこから個人ガイドさんに頼ってロマンチック街道を辿りノイシュバンシュタイン城、ヴィース巡礼教会などを見学しながらミュンヘンまで案内してもらう3泊4日の駆け足旅行でした。自分も歳を取ったしヨーロッパはドイツで最後と思っていたのですが、コロナ禍が収まって旅行しやすくなったこともあり、また海外に行ってみたいとあれこれ妄想する日々が続いていました。そんなときにオーストリア在住の知人夫妻が日本に立ち寄るクルーズに参加するので、寄港地の鹿児島で会えないかと連絡してきました。連絡のメールはクルーズ日程の2年前のことで実際どうなるかわからないけど「OK」と返事し、お互い再会を楽しみにしていました。横浜から出発して鹿児島に寄港、その後は韓国、台湾、上海、ベトナム、シンガポール、ムンバイという長丁場の旅行だそうで、金持ちは違うねと思っておりました。しかしながらクルーズ出発の1ヶ月前に突然、クルーズをキャンセルしたという連絡が来ました。キャンセル理由は中台関係の悪化で台湾海峡を含めた東南アジアの情勢が不安定であることに加え、アラビア海近くも航行予定だったのでフーシ派による攻撃への懸念等でクルーズ日程が大幅に短縮されたのを嫌って、クルーズ参加自体をキャンセルしたのだそうです。鹿児島で再会したら観光してランチに行ってといろいろ私が計画していたのを知っていた知人は、急なキャンセルになり大変申し訳ないとウィーン名物のザッハトルテと紅茶のセットを送ってくれました。

そんな経緯があり昨年は再会はできず、またいつか会おうということになっていました。そんな経緯もあり今年はウィーンでの国際学会に参加してみたいと俄然やる気が出て、妻同伴で12年ぶりのヨーロッパ旅行を計画することになりました。この文章を書いている時点では私がウィーンに行こうとしていることは知人には伝えてないので、本当に再会できるかはわかりませんが目的が達成できればと思っています。

海外旅行をするにあたってのあれこれ準備があるので、それらを書き残しておこうと思っています。先ずは航空券の予約から始めます。いつも使うJALのホームページと睨めっこすることほぼ1か月…当然、学会開催時期に合わせるのですが出発の曜日や時間帯、経由地などの条件が複雑に絡み合い、なかなか決められません。ヨーロッパまでの長丁場なのでビジネスクラスにしたいのですが、今度は予算との兼ね合いが、とか考えることが多すぎました。結局、福岡から羽田、ヘルシンキ経由でウィーンに向かい、現地で6泊の予定としました。この部分を書き終えた後にフィンエアーやヘルシンキ空港の地上スタッフが月に1,2回はストライキ(4時間ほどですが)を繰り返していることを知ったので、ルートを変更することになりました。新しいルートは成田空港発カタール航空でカタール・ハマド国際空港乗り継ぎ、同じくカタール航空でウィーンに向かうことにしました。高評価のカタール航空に乗れると喜んでいたら、今度は中東情勢が不安定で困っております(泣)。ストライキかミサイルでサヨウナラになるか、ギリギリまで気が抜けないようです。

航空券の予約が終わったところで、次はホテルの予約です。日本人の感覚ではホテルはたとえビジネスホテルでも、冷蔵庫、電気ポット、バスタブ等があるのは当たり前ですが、ヨーロッパのホテルは三ツ星レベルでも冷蔵庫やバスタブ無し、ベッドもツインは一般的ではなく殆どがクイーンかキングサイズ等々、なかなか希望のお部屋は見つかりません。それでもあれこれBooking.comの情報を参考にしながら候補を絞り、やっとホテルも予約できました。実際の予約は価格がもっとも安くなることが決め手となりホテル公式サイトで済ませました。

次にどうしても必要なのがパスポートです。今年から新規のパスポート申請もオンライン手続きが可能になったのですが、そのあたりは旅行計画パート2に書こうと思います。


コメント

このブログの人気の投稿

ハワイで格安SIMを使う

久しぶりのライブ・メジャーセブン

シンガポールで格安SIMを使う