Insta360 GO3S

私はガジェット好きを自認してはいるもののアクションカメラには全く興味がありませんでした。ニセコ辺りへスキーに行くと主にオーストラリア人と思われるスキーヤーがヘルメットのてっぺんにGoProを取り付けて滑っているのはしばしば見かけていましたが、ヘルメットからカメラが飛び出しているのをあまり格好良いとも思えず、たまにiPhoneを手持ちして滑走シーンを撮ったりする程度でした。しかし、先日ネット記事を見ていたらInsta360という中華ブランドからGO3Sという超小型のアクションカメラが発売されていることを知り、物欲をかきたてられて買ってしまいました。カメラがほぼ親指サイズの超小型(重さ39.1g)でこれなら身につけていることを忘れるほどと思います。スキーに限らず、ちょっとした旅行の記録にも使えそうです。最近の旅行ではソニーのRX100m7をiPhoneの位置情報と連携させて静止画も動画も撮ることが殆どです(たまにiPhone自体でも撮影します)が、 静止画も動画も同時に撮影するのは結構面倒なので、このGO3Sで流れ行く風景を簡単に記録できればと思っています。ただ、多機能なので使い方をマスターするまでとても大変でした。ここでは基本的な設定を記録しておこうと思います。 

パッケージは写真のように結構オシャレです。磁石を使った部品が多いので、不意に部品同士がくっついたりして少々焦りましたが、カメラ本体は本当に小型ですしブラックを選んだので撮影していることを周囲にあまり意識されないだろうと思います(盗撮し易いという意味ではありません)。
保証書等は英語、中文のみ。日本語マニュアルはオンラインのみ。

GO3S本体にはレンズガードも装着済みです。アクションポッドにはフリップ式の液晶画面があり自撮りできるのと、様々なメニューをここで選んでいきます。

<アクションポッドの液晶画面(タッチスクリーン)操作>
上から下へスワイプ:ショートカットメニューを呼び出して、 インターバル録画(後述)、ジェスチャー操作、音声制御、マイク設定(風切り音低減)、Find My機能の設定などをおこないます。
下から上へスワイプ:撮影設定を呼び出してAUTO、Manualの切り替え、タイムシフト、タイムラプス等のメニューを選択します。
右から左へスワイプ:撮影パラメーターを呼び出してシャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランス等を設定します。
左から右へスワイプ:アルバムページを呼び出し録画ファイルを選択、スマホへの転送などをおこないます。


購入時の設定は今後少しずつ変更するとは思いますが取り敢えず以下のようにしました。

メガ広角(垂直方向の歪みが少ない)、傾き補正(水平維持)、手ブレ補正は標準、風切り音低減はオフ(ステレオ録音を選択するとオフになる、低減オンでは音声がこもる)、画質シャープネスは中。水平維持を十分に効かせるために動画はFreeFrame撮影に設定、静止画ファイルはPureShot(AI利用のHDR画質)に設定しました。

インターバル撮影は動画撮影モード時にショートカットメニュー内のインターバル録画を選択する。例えば単一期間15秒、インターバル3分等に設定したあと、アクションポッド電源をオフにすると撮影がスタートしますが、カメラをポッドにセットせずにスタートする場合は実際の録画開始までややタイムラグがある印象です。なお撮影にあたってはGO3Sのバッテリー残量80%以上、かつ録画可能メモリーが30分以上あることが条件になり、撮影中はGO3Sのインジケーターがオレンジ色で点滅します。

ジェスチャー操作は人物の顔が捉えられている状況で、手の平をカメラに見せると録画が開始され、もう一度手の平を見せると録画が中断します。またVサインすると3秒タイマーで静止画が撮影されます。いずれもヘルメットを被っていたり、手袋をしている場合は反応しないそうです。

実際に使ってみて感じたのは4K撮影でなくても結構、本体が熱を持ちやすいので(熱暴走はしないかもしれませんが)撮影は細切れにやったほうが機械には優しいのではという印象でした。

備考)タイムシフト撮影:カメラを動かしながらコマ撮り(手ブレ補正可能)し再生時は早回しに見える。タイムラプス撮影:カメラ固定で定点観測風にコマ撮りする。スターラプス:夜間に星空の動きをコマ撮りする。

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