小野リサ 35周年記念コンサート~Bossa World Standards~
久しぶりのコンサートはキャナルシティ劇場で、小野リサさんのフワッとした歌声を楽しんできました。ピアノのサポートの林さんは前日は岡山におられたそうで、コンサート当日に福岡へ新幹線で移動予定がこの日は新幹線の保線工事でトラブルがあり、広島~博多間が不通となり大変だったそうです。結局、広島の友人のご厚意で広島からクルマで送ってもらいコンサートに間に合ったそうです。広島~福岡は高速でも4時間位はかかるので大変だったろうなと想像します。コンサートではメロディ・伴奏・アドリブと全て林さんひとりで弾いてあったので、この方がいなかったらどうなっていたかと思います。間に合って良かった、良かった。
小野リサさんは真っ赤なドレスで登場され、ピアノのみの伴奏でオーバー・ザ・レインボーを歌われました。その後はステージ中央で椅子に座ってギターを弾くといういつものスタイルでした。今回は比較的前方の客席だったため彼女の指使いがよく見えたのですが、ボサノバを弾くときの指使いのヒントになる動きを観察できました。私はボサノバ(ラテン系)の曲の伴奏を弾くとき、忙しく指を動かす方法で演奏(ベース音を弾く回数が多い)しているのですが、小野リサさんは比較的ゆっくり動かす(ベース音をあまり弾かない)パターンでした。後者の指使いも私は習ってはいたのですが、なんとなく忙しい方ばかりで弾いてしまい、速いテンポの曲だと自滅しそうになることが多かったです。今後はゆっくり弾く方も身につけようと思いました。
それはともかく、今回のコンサートのセットリストを書いておきます。
Set List 1
1. Over the Rainbow 2. Girl from Ipanema 3. Wave 4. Fly Me to the Moon 5. Fever
6. A Whole New World 7. Danke schön(ダンケシェーン) 8. 素敵なあなた
9. Country Road
15分休憩後、ホワイトのドレスに着替えて再登場されました。
Set List 2
1. 涙そうそう 2. あの日にかえりたい 3. 旅の宿
4. Blame it on The Bossa Nova(ボサノバのせいよ) 5. キサス・キサス・キサス
6. キエン・セラ 7. ジャンバラヤ 8.ビー・バップ・ア・ルーラ 9.オブラディ・オブラダ
アンコール
1. いのちの歌 2. サンバでしたが曲名は不明(Summer Samba(So Nice)だったかも?)
アンコールの「いのちの歌」は小野リサさんのコンサートでの定番だそうです。情感たっぷりに歌われるのですが、感情を込めすぎるきらいがあり、この人はもうすぐ死んでしまうのではと思わせるような歌いっぷりでした。帰宅して竹内まりやさんのバージョンをあらためて聴いたのですが、こちらはとても元気をもらえるような歌い方でした。同じ曲でも歌い手が違えばまったく異なった印象になるんだなと思わされました。
小野リサ(Vocal & GutG)
林 正樹(Piano)
クリス・シルバースタイン(El.&Aco. Bass)
ダニエル・バエデール(Drums)
コンサート後は、博多駅の加賀屋博多店で食事して帰宅しました。 またの機会があればと思います。
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