今年も海外からのグリーティングカード

30年以上前にアメリカ(U.S.A.)に留学しました。日本人の留学先というと西海岸の大都市ロサンゼルスあたりとか東海岸のニューヨークやニューイングランド地方が多いですが、私はたまたま自分の研究分野で先進的なことに挑戦している大学の研究室が東海岸でも南部にあったので、そこに運良く雇ってもらえることになり家族連れで渡米することになりました。その時にお世話になった教授夫妻(夫婦ともに医師で教授)が毎年楽しいグリーティングカードを送ってくれます。


写真に写っているのは教授夫妻とお子さん達とその伴侶達とお孫さん何人かと、最近生まれた曽孫ちゃんで大勢でパーティー中でしょうか、とても楽しそうです。教授夫妻はスペイン人とポルトガル人のカップルでそれだけでも国際結婚ですが、さらに渡米帰化してアメリカ国籍になりお子さん達は殆どネイティブの米国人として育っているという正にグローバルな一家です。いつもA5サイズ用紙に一家でその年にあった出来事を報告してくれるのですが、日本人の私には学校の英語長文読解問題になってしまうのでお正月休みにゆっくり辞書を引きつつ読ませてもらってます。英文読解も恒例行事なので楽しくやらせてもらってます。


もう一枚のカードはウィーン(オーストリア)から毎年送ってもらってます。差出人はウィーンで福祉施設(キリスト教系)のCEO職にある友人です。彼とは米国留学時代に同じ研究室で働いた縁でお付き合いしています。ウィーン大学から私より1年ほど遅れて研究室メンバーに加わったのですが、同い年でどちらも(米国では)外国人という共通点もあり親しくなったという経緯です。今回のカードのイラストは最初は何なのか分からなかったのですが、カード裏面に説明がありました。ドイツ語の説明文ですがiPhoneの翻訳アプリのカメラで読み取ると、この福祉施設の入所者が描いたイラストだそうで、赤い服を着たサンタクロースが車椅子に乗ってプレゼントが入った黄色い袋を背負っているという図柄だそうです。左上にはクリスマスツリーが描かれています。ドイツ語も一瞬で読み取って翻訳してくれるアプリに感謝です。

最初に紹介したアメリカからの英語長文も翻訳アプリを利用しようとしたのですが、びっしり書き込んであることと、家族名など固有名詞がやたら多いのでやはり無理でした。でも(次はいつになるかわかりませんが)海外旅行でレストランとかでこの翻訳アプリを使うととても便利そうです。

今年ももうすぐ終わりですが、争いの絶えない1年でした。来年こそみんなが安心して平和に暮らせるようになることを願っています。

 

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