第18回博多・天神落語まつり

今年も博多天神落語まつりに行ってきました。六代目三遊亭円楽プロデュースと銘打ち今回で18回目だそうです。夫婦そろって桂文珍のファンですが、彼は必ずこの会に来てくれるので必ず聴きに行きます。今回は脂と旨みの乗った会(F4)、FFGホールです。ここは地下深いところにある会場なのであまり好きではないのですが、スケジュールで決まっているので仕方ありません。 出演順を記します。 1)立川生志。福岡出身の噺家さんで金曜日通勤の車内でこの人のおしゃべりを聞いています。師匠の談志さんのエピソードが時々話されるのがとてもおもしろいです。しかしながら今回は枕が長過ぎてやや飽きてしまいました。演目は道具屋でした。古典落語のひとつで古くからの小咄をオムニバス形式にまとめてあり、どこで切っても良いので、時間調整にも使われるそうです。 2)三遊亭小遊三。笑点の大喜利メンバーですね。高校の卓球県大会で優勝経験があるとか知りませんでした。演目は厩火事。有名なお話ですね。 3)桂米團治。桂米朝さんの長男ですが、歌舞伎などと違い落語家は親子でというのはとてもめずらしいということでした。演目は質屋芝居。仮名手本忠臣蔵三段目を素人が演じる賑やかなお話しです。 4)林家たい平。こちらも笑点の大喜利メンバーでとても滑舌が良い噺家さんです。演目はお見立て(墓違い)。上方落語では手向け茶屋とも言うそうです。 5)桂文珍。この人が出演するので必ず通っているというくらいファンです。七度狐。または 七度狐庵寺潰し (しちどぎつねあんでらつぶし)で お伊勢参りの道中に悪さをした二人組が何度も狐に化かされるのですが、途中にお囃子、文珍の踊りも入りとても楽しいフィナーレでした。 また、来年も機会があればと思います。